2021年12月度 運用成績(個別株投資)

2022/01/06

株式投資


12月の運用結果を報告します

保有資産評価額

  • 資産評価額  19,094,234円

月間運用成績

  • 資産変動額  -477,727円(前月比)
  • 利益確定   なし
  • 配当収入   +100,700円(塩野義製薬、ソフトバンク、学究社)
  • 入金     +50,000円

年間運用成績

  • 損益変動額  1,067,480円(入金込み、年利回り+5.9%)
  • 利益確定   329,100円
  • 配当収入   236,640円
  • 入金     1,150,000円

※利益確定、配当収入は税引き前


運用資産の変遷








それぞれの項目が示す内容は下記の通りです

  • 2021年損益・・・これまでの運用による運用益(利益確定+配当金+含み益)
  • 2020年以前累計損益・・・中長期投資を始めた2013年から前年までの運用益
  • 投資元本・・・これまでの入金額(給料・ボーナス、別証券口座による持株会売却益の振替


売買銘柄


【売却銘柄】

  • なし

【購入銘柄】

  • なし


入金


12月も5万円の入金でした。

こちらはここ最近の定番入金額ですね、うん。


2021年 個別株投資結果の総括


終わってみれば1900万弱。。

年間を通しての入金額115万がなければ、年始の1800万弱のスタート資産評価額を割り込むところでした。


資産評価額は9月頃の2350万円をピークとして、その後はオイシックス・ラ・大地の株価大幅下落、そしてテノ.ホールディングスの決算報告を受けての夏場以降の急ブレーキ。


そんなこんなで、たったの3ヶ月であれよあれよという間に450万も評価額がなかったことに。


ポジティブな材料としては、買い付けてから長らく含み損を抱えていた塩野義製薬がコロナ禍を機に期待による買いが進んだことでしょうか。

とはいえ、これも少々加熱してきたかなというところで、売却を考え始めだしたものの手付かずのまま2022年へ持ち越しとなっています。


入金を除く純粋な株式評価額で前年を下回る成績になったのは初めてのことだと思います。

もっとも、株価に年度なんてものはないのだからこちらが勝手に期間を区切っているだけに過ぎませんけどね。


リスク資産に身銭を投じている以上、負け越す年があっても致し方なし。



2022年


テノ.ホールディングス

今のところ含み損を抱えているテノですが、中長期的には現在の価格であるわけがないという考えは変わらないので、これからもじっくり握力強くホールドです。


この企業を評価しているポイントは3つで

  • 待機児童の多く、かつ、公的補助金を積極採用するエリアにターゲットを絞って展開していること(コロナ禍で在宅勤務が広がろうが保育の預入先は今後も必要)
  • 政府が推進する女性のさらなる社会進出に、保育も採用人材も共にどハマりしていること
  • 稼働率の少ない施設はバッサリと終了する割り切りの良さ


マニー

下落基調に歯止めがきかないマニーについても特段心配していません。強いていうと、株価が1,500円程度になるようであれば、むしろここでしっかりと買いを入れたいかなというところです。

この企業が無借金で、ニッチで特定の医療機器分野に特化し、高収益体質の世界でもユニークな製品を得意としているキラリと光る超優良企業なことは、いちいちここで紹介するまでもありません。


注目すべきは2点。

まず1つ目にデンタル事業の中国・東南アジアでの伸長。さらに東南アジアでの販売拠点設立計画。この土壌に加えて、サージカルの眼科ナイフに次ぐ第2の主力として、JIZAIという歯科根管治療の新製品(詳しくわかりませんが、汚染された歯の神経をかき出すには歯の根の中に入れる処置がとても繊細で重要らしく、このJIZAIがとても評判の良い代物で量産化されればかなりのポテンシャルを秘めている製品の模様)の投入と拡大を計画しています。もし350億円の市場シェアに10%を取れでもすれば一気にデンタル事業が伸長することになります。


そして2つ目に中期経営計画。2026年度には営業利益で100億を目指すという、2021年度の53億からおよそ2倍を中期経営計画でブチあげており、そうなると株価は2倍どころではない(と思う)のです。これを今後の決算説明会資料を通してトラッキングしていく楽しみがあります。ちなみに2031年度は営業利益150億を目指すようです。


塩野義製薬

2021年内にワクチン承認を目指すという当初の目論見が、日本でのファイザー・モデルナ・アストラゼネカのワクチン摂取率の増加により治験者が減少してしまい、思うように検証が進まず延期。いつの間にかに2021年度内という言葉にすり替わってはいますが、株価的には次の3月がポイントでしょうね。ここはもう盛り上がり過ぎているのでサラリと流します。


オイシックス・ラ・大地

第2四半期決算時における前年度比較で、見かけ上の利益、特に利益率を大きく落としました。おそらくこれによって株価がピークの5,200円程度から一気に年末に向けて3,000円弱まで落ち込んでしまったと思うのですが、そもそも会社としての業績は数年前から現在にかけて極めて堅調です。加えて財務面でも有利子負債も少なく健全で、さらなる成長に向けた物流センター新設への投資等も行なっていることからも引き続き期待しています。


ところで、この手のサブスクサービスは会員数と平均客単価による売上が勝負で、2020年はコロナ禍初動ということで異常な数値を叩き出してしまいましたが、コロナ禍以前と比べても2021年は2019年よりもしっかりと伸びています。

オイシックスを始めとするブランド自体の認知と価値向上が今後の会員数の増加に寄与し、消費者の食に対するマインドの変化(安心を得るために安全を求め、より美味しいものに対価を払う嗜好)が客単価を押し上げるものだと考えています。


というわけで、自身としてはあまり株価ばかりに気を取られないように気をつけたいと思います(10倍高を瞬間最大風速で達成したりしてますし、、)


クイック

第2四半期の決算短信から通期の業績はどう考えても上方修正が必要なはず。となると、今月末に予定されている第3四半期決算でその辺りが出てくるのはないかな、、と睨んでいます。

主力の人材紹介事業は、医療系(看護・製薬)と建設系に特化し、また企業と転職希望(検討)者へのマッチングは一気通貫性と、大手によくある企業側の担当と転職希望(検討)者とで担当が分かれてしまうことによるマッチングへの取りこぼしやアンマッチが少ないと言えます。

なにしろ私自身がどちらのタイプのエージェントを経験しておりますので経験者語るというやつです。


NISA

以前の記事で2022年度のNISA枠は投資信託に一括投資を計画している旨を紹介しました。

これの考えは今も変わらずで、というよりすでに2022年の証券取引がスタートしてしまったこともあり、実はもう買いの注文も終えています。


eMaxis Slim 全世界株式(除く日本)


なんでその商品にしたの?というのは、2022年のほうのMonthly reportのほうで紹介する予定です。